USMLE step1合格のための教材紹介①

こんにちは。コッコです。

 

1年ちょっとの準備期間の後に2021年1月にUSMLE step1を受験してきました。

このシリーズではこれからUSMLE step1を取ってみたいという人向けに、僕が実際に受験してみて感じた、最新版の最も効率がよく・楽チンなstep1の勉強法について紹介します!

 

今回のテーマはこちら↓

USMLE step1合格のために絶対に使うべき教材4選!

 

世の中にはstep1に対する勉強ツールが飽和しています。僕も実際たくさんの勉強ツールを試し、その中で必要だと感じたもの・あまり効果を感じなかったものがたくさんありました。

このシリーズでは自分が使用したものを列挙し、それの使用の是非について優先度の高い順に紹介します。

各ツールの詳しい勉強方法は別のブログにまとめますのでそちらもぜひご覧ください!

 

Step1攻略のための四天王(これがなきゃ始まらない)

今回紹介するのはstep1はこれさえやればほぼ合格できるもの4つです。

1:UWorld(QB)

みなさんご存知UWorldです。これをやらないと合格はありません。その性質からアメリカの医学生の間では’Step1受験のバイブル’と呼ばれているそうです。日本のCBTで言うQB onlineのようなものでStep1に準拠した問題が3500問近く(日に日に追加されています)収録されています。数多あるQBankの中でも最も解説が丁寧でわかりやすく(図や表がとてもまとまっていて覚えやすい!解説も超丁寧!)これを丁寧にやるだけで合格ラインの手前までスコアを引き上げてくれるでしょう。受験までに最低でも2周はしておいた方が良い逸材です。

UWorldの活用法は別のブログでも紹介しますので是非そちらも参考にしてください!

値段:$419 (180 days, 模試2回付き)

medical.uworld.com

 

2:FIRST AID for the USMLE Step1(教科書)

こちらもstep1に1ミリでも興味がある人は購入しているのではないでしょうか。FIRST AIDはstep1に頻出の事項がとてもよくまとまっており、図解・ゴロ合わせ・表などとても覚えやすい工夫が満載です。Step1の勉強で辞書的な意味合いで使うのが最もオススメです。前述のUWorldなどのQBで出てきた知識の確認、FIRST AIDに載っていない事柄は書き込むことで知識の定着が図れるでしょう。step1を受験したほとんどの人はFIRST AIDの丸暗記(通読と言うらしい)を2回ほどされているようです。僕はしませんでしたが、240越えを狙うなら通読は必要かなと思います。

値段:¥5,982 (Amazon)

First Aid for the USMLE Step 1 2021

First Aid for the USMLE Step 1 2021

 

 

3:Anki(暗記補助ツール)

こちらは少し意外かもしれません。step1の勉強法を教えてくれるブログはたくさんあると思いますが、Ankiを紹介しているサイトはほとんど見ないように思います。ですが、僕はAnkiはstep1合格のMVPに選びたいくらい優秀なツールでした。Ankiは自分でオンラインの暗記カードが作れる代物です。使い方は至ってシンプルで表に自分で問題を作り、裏に答えを書き込むだけです。このツールの本当に優秀なところは忘却曲線に沿って記憶定着に最適なタイミングでカードを提示してくれることです。これを毎日繰り返すことで長期記憶が形成されあやふやな記憶→定着した忘れにくい記憶が形成されます。自分の間違えた問題・不確かな知識のみをピックアップして暗記できるので自分のオリジナルの、自分が弱い部分だけを改善することができます。またPC版は無料で使えるというのも嬉しいところ。正直僕はAnkiなしでstep1に挑むことはできませんでした。Ankiについては別の記事でも詳しく解説しますので是非ご覧ください!

値段: 無料(PC版)/  ¥3,060 (iOS版)

apps.ankiweb.net

 

AnkiMobile Flashcards

AnkiMobile Flashcards

  • Ankitects Pty Ltd
  • 教育
  • ¥3,060

  

4:NBME模試(公式模試)

最後は模試です。受験からセンターまでどの試験も医学生は模試を避けては通れなかったとは思いますがUSMLEでも避けては通れません!必ず模試は受けましょう。この模試は多くのブログでform23、form24などと紹介されています。NBMEの模試はUSMLEの母体組織が提供している公式の模試です。実際の試験とは様式が少し異なります(ブロック数は本番が7ブロック→模試は4ブロック、1ブロックあたりの問題数は本番が40問→模試は50問)が、模試を終えると予想スコアを出してくれます。NBME模試の良いうところは予想スコアが信用できる点です。他の模試(UWorldに付属の模試など)は予想スコアが実際の実力よりも過大評価されてしまうことが多く、スコアがあてにならないと一般的に言われていますが、NBMEの模試は予想スコアの評価が少し過小評価〜適正評価ぐらいなのでNBME模試で合格点を超えていればほぼ合格できるぐらいの実力はあるでしょう。本番直前に受験すべき模試としては優先度No.1です!

模試の活用法、実際に自分がどのように本番前に模試を受験して行ったかは詳しく別のブログにも書きますのでそちらも是非参考にしてください!

値段: $60(模試1回あたり)

www.nbme.org

 

まとめ

今回は4つの必要不可欠なツールについて紹介しました。これからstep1の勉強を始めるけどどの教材をやれば良いのかわからない、最新のstep1の必須教材について悩んでいる人はぜひ参考にしてstep1合格を掴み取ってください!

この4つはあくまでも最低限必要な教材で、次回以降のブログでは時間や余力がある人が使うべき教材を紹介していきます。実際僕もこの4つに加えて受験前にいくつか使用していた教材についても紹介しますので次回以降のブログもぜひ参考にしていただければと思います。

↓質問・相談等あればどんな些細なものでもできる限りお答えしようと思いますのでコメント・メールでぜひお尋ねください!

cocco.md97@gmail.com

それでは皆さん、今日もがんばっていきましょう!

コッコでした/